北陸本線の糸魚川の２つ隣に親不知という駅があります。駅のすぐ前が海になっていて、ここからとなりの市振までのあいだの海岸でひすいをひろうことができます。
昔は海が荒れる難所で有名でしたが、いまでは北陸道のインターチェンジが海のうえにできてとても景色のよいところです。親不知で降りたら市振の方向に駅前を歩いて行きましょう。車が多いので気をつけてください。
しばらく行くと浜に降りれるようになっています。浜に降りると白っぽい緑の石がたくさん落ちています。水にぬらすと緑色をしていることがわかります。持ってみて見た目よりもずっしり重い石を見つけましょう。
このあたりに流れ込んでいる川にはひすいの巨岩がたくさんあります。でも、川のあたりは天然記念物に指定されているため、鉱物採集をすることはできません。観察だけにしましょう。
浜をうろうろしていると自分以外にも似たような人が多いのに気がつくでしょう。海が荒れた明くる日には浜にひすいが打ち上げられるのでそれを探しに人が集まります。
はじめてだと、どれがひすいかわからないかもしれません。きれいな緑色のひすいもどきがあなたを誘惑するかもしれません。でもいいじゃないですか。きれいな石を集めてみましょう。近所の土産物屋にひすいが売られているので、見本をよくみておくことも重要です。
うわさではたまに鋼玉（サファイア）があがることもあるそうです。地元の人に聞いてみましょう。
波が高いので注意してください。