神谷バー

神谷バーは浅草雷門そば、吾妻橋のたもとにある明治時代創業の由緒ある大衆酒場です。現在は１階が飲みや、２階がレストラン、３階が割烹になっています。１階の飲み屋は食券を買って入るという変わったシステムをとっています。１階はいっつも混んでいて落ち着いて飲めないので、ここでは２階のレストランを御紹介します。（３階の割烹は値段が張るのと、あまりうまいという噂を聞かないので入ったことがありません）

２階に上がると、レストラン（バー？）というには程遠い大衆食堂といった感じで、その辺のおっさん（失礼、サラリーマン）やガキンチョをつれたオバサマなどがソラマメなんかをツマミに明るいうちから大ジョッキなどをかたむけたりしています。

ここはレストランなので、もちろん食事もできます。お勧めは「ビア・ランチ」９００円で午後５時まで、ビール３００mlと日変わりのメインディッシュがつきます。

はじめてここを訪れた時は、迷わず「電気ブラン」を頼みましょう。電気ブランはここの名物ともいえるカクテルです。電気ブランオールドというのもありますが、非常に強い（45度）なので、スキッパラにはきついかも知れません。

注目すべきことに、ここの料理はどれも大変にうまく、なおかつ安いのでじゃんじゃん頼みましょう。おすすめは「ヒレカツ」、「蝦のサラダ」、「カニと大根のあえもの」などで、特にカニと大根のあえものは絶品です。