紀伊半島の南に新宮というところがあります。
紀伊半島は千葉の房総半島などに比べてとってもおおきいのと、南半分は深い山になっているため
新宮に行くには海にそってぐるっとまわってゆくか、東京からですと、船に乗って紀伊勝浦に上陸するか
あるいは、飛行機で南紀白浜空港まで行くことができます。
いずれにしても到着するまでの時間的な距離が非常に遠いところです。
しかしながら、このあたりまでくると海も景色もきれいで、食べ物もおいしいし、熊野、那智といった神秘的で
魅力のあるところです。
わたしは天王寺発２３：００の夜行普通列車で早朝の新宮駅に降り立ちました。
午前５時の新宮駅前はまだお店もやっておらず、夜が明けるのを駅の待合所で待ちました。
新宮には郷土色豊かな駅弁が２種類売られています。
そのときであったのが、新宮駅の駅弁「めはりずし」です。
熊野地方特産の高菜漬けで寿司飯をすっぽりとくるんだもので、昔はおおきなにぎりめしを包んでいたため
口をいっぱいに開いて目を見張りながら食べたのでのこ名前がついたそうです。
もうひとつは、「さんま寿司」。生臭さはぜんぜんありません。珍味。
どちらもあごがはずれるうまさです。
紀伊半島はおいしい駅弁を売っている駅が多いので駅弁巡りをしてみるのが楽しいと思います。
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