食文化の都というと関西方面を連想したりしますが、日本はひろいです。
ありました。穴場が。
ここ会津若松は実は高度に発達した独自の食文化を育んでいる街です。
といってもくぼたがご紹介するのは高級料亭なんてわけがありません。もちろんＢ級グルメ。
会津若松を訪れたわたしは、まず最初にこの街に団子や甘いものを売っている店が多い
ことに気がつきました。
そのなかで特に輝いているのは、
「ジャンボきんつばと幻の豚まん
太郎焼き総本舗」
赤いビニールひさしが目印です。
この魅力的なキャッチフレーズに引き寄せられながらも、私は冷静さを失いませんでした。
そう…。なにかひっかかるような。そのときわたしの脳裏にひとつの疑問が浮かんだのでした。
「きんつば＆豚まん なのになぜ 太郎焼きなんだろう？」
その答えは店に近づくとすぐに氷解したのでした。
この香りは！
そうです。この店こそ、地上最強の今川焼き屋だったのです。
ほど好い甘さ。ぱりっとした表面。
さっくりほんわか。
これぞ今川焼き。The IMAGAWA-YAKI. と呼ぶにふさわしい逸品です。
さて、前菜の今川焼きを堪能した後、メインにふさわしいのが
「名物 ジャンボ海老フライ まるやま」 の 海老フライであります。
くぼた家では代々ごちそうとはエビフライを指すことになっております。
誕生日やクリスマスには欠かせない料理であります。
そのような特別な席にふさわしいエビフライをもとめて日本全国をさまよいましたが
静岡県 沼津港の丸天のジャンボエビフライを凌ぐまるやまのエビフライはまさに
日本一と呼ぶにふさわしいと保証いたします。
さて、そのサイズですが、まあ４０センチ級とだけ申し上げておきます。
あとはご自分の眼でお確かめください。
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