気をつけなくちゃいけないこと

 98-08-14
 
 
 
じつはこれがいちばん書きたかったんです。(^-^)
 

ハンディGPSのよさはなかなか理解してもらえない

まずはこのことをよく覚悟しておくことです
カーナビとちがってＣＤ入れてきれいな地図が表示されるわけではありません
道案内に使うのはそもそも目的が違います
これは地図にあわせて道を歩くのに使うのではなくって
自分だけの地図を創るための道具であり
そこがおもしろいところです。
 
だれでも小学校のとき
社会科で自分のまちの地図を書いたり
方位磁針とか日時計とかをつかってわくわくしたことありませんか？
わたしはすっごくわくわくしました
 
そういうものです。値段も高いです。
 
それでもＧＰＳを買ってしまったあなたは
彼女や奥さんのつめたい視線に耐えるために
液晶画面から視線を離さないようにしなければなりません。
 
 
 

ハンディＧＰＳがもたらす奇行を自覚すべし

 ハンディＧＰＳを持って外出すると
ところかまわず位置を調べたくなったり
わかりきっているところに行くときも
ＧＰＳの目的地設定をしないと気がすまなくなります
 
これは高価なものを買ったもとをとろうという気持ちのあらわれでもあるのですが
まわりのひとからみると
ちょっと変わってるひとだなぁと見えますので注意が必要です。
 
とくに
交差点などの空の見通しの良いところに到達すると
衛星を捕捉すべく
ＧＰＳを空高くかかげ、２分ほどの静止状態になります。
この間はウルトラマンの変身状態のような非常に無防備な状態になります
 
この姿勢をとっているあなたには
かなりの確率で彼女や奥さんから冷ややかな視線がそそがれていることでしょう。
 
また、道を歩いているときに
あなたの注意の９０％は必然的にＧＰＳの液晶画面に注がれることになります。
その場合、彼女や奥さんからはなしかけられても
即座に反応することはいちじるしく困難です
 
しかし、そこはがんばらないといけません
さもないと
 
そんなもの捨てちまえ！
 
という非常事態を招くことになるからです。
 
 
 
 
 

そのほかのささいな注意事項

それ以外の注意事項はとるにたらないものですが、蛇足ながら書かせていただきます。
 
ハンディＧＰＳは頭の上に空が半分以上みえてないとほとんど使えません
ビルの谷間、ひさしのあるところ、木の茂っているところでは使えません。
電車やバスの中ではよほど条件がよくないと衛星を捕捉することはできません。
 飛行機の中では安全上の問題もあるでしょうし、窓がちいさいのでまず無理だと思います。
自家用の小型機ならだじょうぶかもしれません。
測定結果には誤差があります。
これは米国政府が行っている衛星信号の強制精度劣化によるものと、その他の要因がありますが
車は道を走るものという制約条件やジャイロなどの自律システムで精度を上げているカーナビとは
条件がちがうことをあらかじめ知っておいた方がいいです。
ただし、わたしはこの件で不満を感じることはあまりないです。
むしろおもしろいと思います。
 
衛星を捕捉するのには街中では時間がかかります
たばこでも吸いながら条件のいいところでしばらく待ってるとＯＫです
いちど捕捉してしまえば
あとはけっこう大丈夫です。
 
GARMINに純正データケーブルにはパソコン側のコネクタが付いていません
自分でじぶんのパソコンにあったコネクタを買ってきて
はんだ付けしないといけません。気をつけましょう。
作り方はいろんなページにかいてあります。
 サーチエンジンで探しましょう。
 
ＧＰＳで遊ぼうのページに戻る
くぼたかずみのホームページにもどる