プレゼント

97-07-06

好きな人になにかあげたり、もらったりするのってうれしいですよね。

私はプレゼント好きです。

渡したときの相手の顔を想像しながら、なにを渡すか考えて…

「はい!これプレゼント」

って

渡した瞬間、相手が嬉しそうな顔をしたら、

とってもよかったって。

高価なものじゃなくっていいんですよ。
アイスでもお菓子でもなんでも…

誕生日とかに、誰かが自分のことを覚えていてくれて

プレゼントもらったら、

ほんとにうれしいよね。


こないだテレビで所ジョージが父の日に
息子からもらった300円のボールペンの話をしてました。

その夜、ベットに横になって

もらったボールペンをながめて

1時間ぐらいにやにやしてたって。

その番組のスタジオにも

ちゃんと持ってきてました。

いいなぁ。そういうのって。


学生のころ、あるひとの誕生日に
プレゼントをしました。

「宝くじ」

それもたった1枚。

お金なかったんですねぇ。

レポートの締め切りに追われている時で
プレゼントを買いにも行けなかった。
ポケットのなかに入ってたのを、裸で渡しました。

でも、

うれしそうにもらってくれました。

よかった。
そのひとのこと好きだったんですね。今から考えると。

当たってたかな?


でもね…

プレゼントには
こんなこともありました。

そのひとは
プレゼントをもらうのが不得意だったんですね。

なにか買ってあげるよって言っても、

「なんにもいらない」って。

あるクリスマスの日
もう昔ですよ

プレゼントを渡しました。
いっしょに買いに行って、そのひとが自分で選んだものです。

とってもうれしそうでした。

よかった。

でも、それ以来、2度とそれを身につけているところを
見ることはありませんでした。

「どうして?」って聞くと

とってもすまなそうに

「なくしちゃうとこまるから」って。


もう、なんていってもだめみたい。

趣味に合わなかったり、高価なブランド品を
あいての都合を考えないでどんどんあげたわけじゃないんだよ。

たった1つ、自分でこれって選んだんだから…

なくしたらこまるからってしまっとく。

あげたもののことをとやかく言うのはやだけどさ…

なくしたってかまわないのに…

プレゼント自体より
そのひとの方ずっとが大事なのにね。

でも、きもちはわかるけど。

私も、もらったものをどこかに置き忘れて
半泣きで探し回ったことが何度かありますよ。

でも、

しまっとこうとは思わなかったけどなぁ。

いまではもうわからないけど…


最近だれかにプレゼントしたもの

じゃがいも、たまねぎ、にんじん
マカロニ

誕生日に「マカロニ」プレゼントしました。

よろこんでくれました。

僕もうれしかったです。

ごめんね。

いちおうあれでも、せいいっぱいだったんだよ。

出世払いの「目録」よりはいいでしょ。

はぁ。学生時代からあんまり出世してないなぁ。